運送法とロジスティクス法は、海事法と非常に密接なつながりのある、非常に特有で独立した法律であり、LEXLINE 法律事務所の主要な活動の一つです。陸上運送、貨物輸送、ロジスティクスは、多くの場合、海上運送の前提条件又は延長線上にあります。

当法律事務所は、下記業務を担当します。

  • 陸上運送法(国内法及び国際法 / CMR
  • 河川輸送法(バージ又は河川舟運貨物輸送、海難、水路に関する紛争)
  • 鉄道運送法
  • 航空法(LTAやMAWなど)
  • ロジスティクス(倉庫保管、運搬、港湾オペレーション)

LEXLINE 法律事務所は、運送やロジスティクスオペレーション中に生じた貨物損害や損失に関する訴えを取扱います。さらに、運送会社の契約条件の作成や改訂に関するアドバイスも提供いたします。

LEXLINEは、フランス国内外の貨物保険者、運送会社、NVOCC、運送人やその責任保険会社、海損精算人、貨物求償会社、外国の法律事務所など様々なクライアントの請求防御活動も行います。

取り扱い事例
  • 倉庫における、価格数百万ユーロ相当の電話の盗難について、刑事及び民事訴訟で訴えられていたロジスティクスサービス会社、運送会社の弁護活動を行いました。その事件は、多くの求償手続や裁判所が選任した鑑定人による複雑な鑑定、刑事捜査を必要としました。
  • 投資ファンドによる買収後、フランス国内外で活動していた大手陸上運送会社の売却条件の作成。
  • スエズ運河において、外国での展示会向け作品を積んでいたコンテナ船が座礁し、膨大な数の作品の引渡遅延を招いたことによって、個人過失で訴えられていたフレートフォワーダーの弁護活動を行いました。
  • 2008年9月11日に発生した英仏海峡トンネルの火事の後に行われた鑑定において、外国の陸上運送会社とフレートフォワーダーの弁護活動を行いました。
  • 高価なアレクサンダー・カルダーの動く彫刻「モビール」を、パリのアートギャラリーとデンマークの仕分けセンター間をCMRによる運送中に紛失したことから訴えられたデンマークの運送会社の弁護活動を行い、勝訴しました。
  • ロワシー空港エリアの倉庫で起こった火事によって膨大な数の高額貨物が焼失し、商品の所有者及びその保険会社が多数の損害賠償請求を行った件で、運送取扱業者及び倉庫業者の弁護活動を行いました。